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こんばんは、紗英です😊
私の子どもの頃からの生き方が
『せずの後悔より、しての後悔』
です。
あの時ああすれば良かったこうすれば良かったと思って日々生活していくのは、本当にしんどい😮💨
だから、後悔のないように生きています。
結果、こんな事しなければよかったと、ほとんど思った事はないです。
いろんな人に「無理しないでね」と言われたりする事もあるけど、私は無理をしない方がしんどい。。
無理してるけど、それと同時にすごく頑張ってもいるんだから「頑張ってて偉いね」って褒められる方が嬉しいですね😌
私は自分の言葉に責任を持っているので、状況や気分によって適当な事を言ったり、ころころ意見を簡単に変えたりは絶対しません🙅♀️
もちろん自分が良い経験をした上で、『前はこうしていたけどそうではなかった』という事もたくさんあるんですけど、それは無責任な発言ではないと思っています。
先日、友人の叔母さんがもう今年もつかどうかの病状だと聞かされて
「早くお見舞い行きや」
って言ったんですけど
『これまでほとんど関わりがなかった』
『何を話ししたらいいかわからない』
とかそんな理由で躊躇してたんですよね。
色々聞いた結果
「関わりないって言うけど、結婚式に来てくれたんでしょ?何も話す必要ないから、ただ会いに行ってあげればいいやん。亡くなってから行ってもそんなもん遅いんやから、生きておられる間にちゃんと会いに行ってあげて」
と言いました。
で、叔母さんに会いに行った友人。
思ってたより元気そうだったと言っていたのですが、今日危篤状態だと言われたと電話がかかってきました。
「会いに行った時は元気そうだったのに、急に悪くなってびっくりした」
と。
でも
「会いに行っといて良かったやろ?」
と言うと
「うん。ありがとう」
って言いながら、声を詰まらせていた友人。
私は、14年前に父を亡くしています。
色々あって疎遠にならざるを得ない感じだったのですが、ある日急に病院から電話がかかってきて父が入院している事を知りました。
最後に会ったのは婚約して同棲する為に家を出た時で、連絡先とか交換したわけでもなかったのでどこにいるかもわからず結婚の挨拶もしてなかった。。
その時私には息子と、まだベビーカーに乗っていた娘ができていて、会ってない期間が5年ほどになっていました。
元々の関わり方とか、家を出る前の別れ方とか、普通の親子関係とは少し違った所が多かったから、本音は会いたいけどどんな顔して会いに行けばいいのかもわからなくて、行くっていう一歩がなかなか出ませんでした。
そんな時、背中を押してくれたのがこの友人でした。
「着いてったげるから一緒に行こう!行かなかったら後悔するでしょ?」
って。
それでも動こうとしない私を、無理矢理連れてってくれた。
普段絶対にそんな事をしない友人。
でも、してくれた。
私の動かせない心と体を、動かしてくれました。
病室に入る前、なんかいろんな思いが込み上げてきて号泣してしまった私。
ただ黙って静かに隣で待ってくれていた友人。
たぶん、5分ぐらい泣いた。。
気が済むまで泣いて、普通の顔に戻って病室に入ったら、最後に見た父親とは全く別人のように痩せ細っておじいちゃんになった父がいました。
脳梗塞で倒れたみたいで、もう言葉を話す事も自由に動くこともできなくなっていた父。
でも、私の顔を見て、力を振り絞って手を伸ばして私の頬に触れようとしてくれた。
ちゃんと、私ってわかってくれてました。
きっかけができると動けるようになってその次の日も会いに行ったんですけど、その時は眠っていたので少しして帰りました。
で、その日の夜に亡くなりました。
空白の5年間でできた事がたくさんあったと思います。
でも、私には動く事ができなかった。
そこに後悔がないと言えば違うけど、でも、間違いなく良かったのは、ちゃんと生きている間に会いに行った事。
だから、葬儀の時は泣かずにお見送りができました。
このブログを書いている時、友人から連絡があり、叔母さんが亡くなったとの事でした。
12月28日。
うちの父の命日は、1月28日です。
なんか、色々と感じるものがあります。
あの時、私の背中を押してくれた友人の背中を、今度は私が押したみたいです。


